アルミ バイブレーションブラック＋ユニフロストブラックペイント

建築金物をハードウェアから「アートウェア」に昇華させる。
クラフトマンシップとクリエイティブを融合させ、製品のみならず、創造過程や社会環境で担う役割も含めてその存在すべてが調和した芸術と呼ばれるような美しいプロフェッショナルでありたい―。 ユニオンは、アートウェアというコンセプトをさらに広げるため日々挑戦し続けています。

UNION

建築金物をハードウェアから「アートウェア」に昇華させる。
クラフトマンシップとクリエイティブを融合させ、製品のみならず、創造過程や社会環境で担う役割も含めてその存在すべてが調和した芸術と呼ばれるような美しいプロフェッショナルでありたい―。 ユニオンは、アートウェアというコンセプトをさらに広げるため日々挑戦し続けています。


TECTUREに登録された複合施設をご紹介します。国内外の建築家・設計士が意匠を凝らしたさまざまなデザイン・スタイルの複合施設を登録しています。新築・リノベーションなどの工事種別、木造・RC造などの構造、TECTUREでは様々な軸から検索することが可能です。

複合施設

■デザインのポイント

１．ランドマーク性：地域の３つの特徴をそのまま表現した特徴的な外観づくり
２．共有プロセス：地域に根差したデザインコンセプトを事前に共有し、テナントとの相乗効果を創出
３．ファサードデザインの融合：店舗・住宅・事務所の３つの異なる用途をひとつのコンセプトのもとに統一

■デザインが生まれた理由・背景

清澄白河駅出口の面する清洲橋通りは、樹木が少なく、グレートーンの建物群が立ち並び、自然の潤いや彩りに乏しい通りとなっている。一方で、街全体に視野を広げると「カフェの多い街」「アートギャラリーの多い街」「木々・公園の多い街」など、多くの人に街の魅力が共有されており、ひとつ小径に入ると魅力的な店舗やギャラリーが発見できるといったような、セレンディピティに富んだ街となっている。

街の魅力である「アートギャラリーの白」をベースとして建物全体を白の背景で覆い、「木々豊かな街」を木材と捉えて、それをアートフレームで切り取ることで、街のポテンシャルをそのまま外観に映し出すことを目指した。

本計画では、駅徒歩2分という立地を生かし、街の魅力を代表するような、誰にでも共有しやすいコンセプト・デザインを通して、事業者・建築家・テナント・利用者の想いを重ね合わせることで、地域に根差した風景づくりを目指した。

デザイン上、最も苦心した点は、1階：店舗、2～4階：ブース型シェアオフィスで小窓が多く必要で、5階：住宅という異なる用途の複合ビルのため、窓の位置・サイズが、内部の用途によって変わる点だった。特に、ブース型シェアオフィスに小窓がポツポツと並ぶことが要求されるため、小さなポツ窓に支配されないファサードデザインとなるよう工夫した。


■デザインを実現した経緯と成果

地域に根差したデザインというのは、歴史的な意匠を採用したデザインだけではない。現代的な表現であっても、事業者・建築家・テナント・利用者の想いが重なることで、ハード・ソフトの両面で、地域に根差した独自の風景が生まれていくはずだ。本計画では、地域性をひも解いたデザインコンセプトを入居希望者に事前に共有し、地域に根差した開発への想いを共有することで、結果、路面店となる1階には思い描いた形でカフェテナントの入居が決定した。完成後、多くの来訪者が訪れ、清住白河の既存の魅力を一層増幅させる新しいランドマークとして、多くの人の記憶に残る街並みづくりに貢献している。

清住白河の新しいランドマークビル

登録されている商品

ULS2500-26-141-S