
光がもてなすホテルライクなオフィス空間。 築30年のオフィスビル共用部のリノベーション計画。 外観、エントランス、共用廊下、トイレ、EV、サイン計画を設計し、デザインによりビルの価値を上げる事が今回のミッション。 ガラスブロックで覆われたエントランスは、内と外を区切る壁となるが日中は外光とガラスブロックの光の屈折により内部に明るい環境を作り出し、 夜には内部の光が外側を優しく照らす。またテナントビルで働く方々がこの境を通過する事によりONとOFFの頭のスイッチを入れ替えれるようデザインした。 また動線に合わせ各所に特注の照明器具を設け光に導かれるように計画。インテリアは深みのある木材を採用し、 ARTはこのためだけに描き下ろして頂いた1点物。家具やシャンデリアについてもまだ日本では取り扱いが少ない物を採用しオリジナリティーを演出した。 共用廊下やトイレもホテルクオリティーを意識した大理石のモザイクタイルや艶感のあるイタリアの素焼きタイルを採用し上質感を。 働く場所でありながらここでしか感じる事が出来ないホテルライクな空間が演出出来たと思う。