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ビルディングタイプ
戸建住宅

DATA

CREDIT

  • 設計
    山縣洋建築設計事務所
  • 担当者
    山縣洋,安藤浩士,諸星千絵
  • 施工
    株式会社 中東
  • 構造設計
    坂根構造デザイン
  • 撮影
    Forward Stroke Inc.

「街並みの余白」 石川県能見市、田園の風景が広がるエリアに点在する町の中心部にある敷地である。150坪程度の比較的ゆったりした街区であるが、第1種住居地域に指定され、建蔽率60%、容積率200%であるためか、敷地周辺は敷地いっぱいに大きな住宅が作られていた。そうした周辺環境に対して余白を提供できるような建ち方を提案できないかと考えた。 ご夫婦とお子さん2人の4人家族のための住宅である。建築主の要望は冬季の日照が不足するので、なるべく太陽の光が入る家にしてほしいということであった。そのため東西方向に敷地いっぱいに引き伸ばされた平面形状とし南側の間口が大きくとれるようになっている。必要諸室を東西に並べた単純な構成であるが、南側の開口の作り方を工夫し、場所によって違う雰囲気をもった空間が生まれている。 ゆったりした敷地の中央に、敷地に対して比較的コンパクトな単純な矩形の建物を配置し、北と南の敷地境界から約10m引きをとり、南北にそれぞれ庭を設けている。その庭を東西に2分割し、全部で4つの庭がある。北東側は離れのガレージのある車のための庭、北西側は1m高さの丘に植えられた木々の間を縫うように小道が上がるアプローチのための庭となっている。南側の庭は桟橋のように突出したバルコニーによって東西に2分割されている。南東側はダイニングと一体として使えるバーベキューなどを行う使うための庭、南西側は大きなシンボルツリーが植えられた眺めるための庭となっている。これらの4つの庭はこの住宅に豊かさをもたらすとともに、周辺環境に対しても抜けや緑の潤いを与えてくれることを期待した。

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