焼鳥 篠原 西麻布

ビルディングタイプ
レストラン
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105
日本 東京都

PROJECT MEMBER

DATA

CREDIT

  • 設計
    INVI
  • 担当者
    須藤雅志、齋藤健
  • 施工
    有限会社樹創、カウンター天板・檜:鴨川商店、カウンター椅子:CARL HANSEN、土壁ひび割れ仕上:原田左官、庭石・洗面台:大蔵山スタジオ、花器:陶芸家辻村塊氏、照明:株式会社シフト、ペンダント照明:StudioNOI
  • 撮影
    志摩大輔 adhoc

ーーー研ぎ出された石、土、木材が共鳴する空間で、希少な高坂鶏を堪能できる焼き鳥店ーーーー 焼鳥篠原は稀少な神戸高坂鶏を味わえる都内唯一の焼鳥の名店である。 西麻布、星条旗通りにひっそりと佇むアプローチを抜けると埼玉の三峯神社の御神木である樹齢2000年の8メートルの檜を使用したカウンターが広がる。 カウンターと同じレベルで大理石の天板があり、目の前で調理の仕上げを見て楽しめる。 腐食仕上げの銅板で仕上げた炭焼台のフードは下引きの排気システムにより煙を感じさせない寿司カウンターの様な設えとなっている。 イサムノグチ氏が彫刻の素材として好んで使用した宮城の伊達冠石を庭石や洗面器、入り口のドアハンドルに使用している。 実際に宮城の山に出向き石選びからさせて頂き、石を削り磨く事により石本来の持つ荒々しさと繊細さの対極な2つの表情を持った。 壁面は天然土壁のひび割れ仕上げや、スライスした天然石など自然素材で構成されている。 ディスプレイの花器や器は陶芸家辻村塊氏によるもので、この店の展示の為に制作された。 厳選された食材、内装、庭園、調度品、器等全てにこだわり抜いた空間を作り上げた。

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物件所在地

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