
カフェとアートを楽しむオフィス haydEn 「haydEn(ヘイデン)」は、東京の浅草駅および蔵前駅から徒歩10分と、閑静な住宅街にあります。元々は木材倉庫として使われていたこの場所に、オフィスでありながらカフェとアートを楽しめる空間をつくりました。店名には、「隠れ家で縁をつなぐ」という意味が込められています。 始まりは、「仕事しながらおいしいコーヒーが飲めたら良いよね」というメンバー同士での何気ない会話でした。私たちは、クライアントの想いや要望に合わせてコンセプトを決め、デザインを進めます。しかし、自分たちの過ごす空間では、その瞬間に感じたことを具現化し続け、変化させていく試みを実践したいと考えました。結果、普段と逆の手法を取ることになり、機能性と論理性が排除され、無駄が生まれました。無駄な空間や間ができたことで、ゆったりとした居心地の良い空間に仕上がったと感じています。 倉庫の雰囲気を活かし、天井と壁面は白と黒に塗り分け、床は躯体素地にモルタル仕上げ。テーブルやカウンター、ペンダント照明などの所どころに銅を配しています。モノトーンな空間で銅色がアクセントとなり、変化の過程で採り入れたアートが映えるようにもなりました。 休日に大切な人とのほんのひとときに。 アート作品を鑑賞しながらコーヒーを。 テレワークのルーティーンの一箇所として。 訪れた人々には、人と人がつながる縁を大切に感じつつ、これからも変化する空間を楽しんでもらえたらと思います。
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