




霧島観光ホテルは、麓から湧き出る国内有数の温泉地である上、四季折々の美しい表情を魅せる霧島連山の大森林の中に位置する。 今回レストランやゲストルームなど主要エリアのリニューアル計画にあたり、「森の中の画廊」をテーマに、霧島の恵み深い大自然からインスピレーションを受けたデザインを施設内部に取り込み、周囲環境との結び付きをより一層高める事を目的に定めた。 レストラン「NORM」では、既存の高さ9mの高天井を最大限活かし、大きな窓に映る緑豊かな景観とダイニングを繋げる事を第一に考え、中央には大きな樹木を配し、周囲を囲む大きな壁面キャンパスには、森に生息する希少な植物・生き物をアートフルに表現したグラフィックがダイナミックに描かれる。 ゲストルームにおいても、ストーリー性を持たせる為にも同一のコンセプトを踏襲し、造作や家具などの細部にまで植物の有機的なフォルムや個性的なカラーなどを随所取り入れ、まるでアートに囲まれた宅邸で過ごしているかの様な好奇心を掻き立てる仕掛けを施した。

