




PROJECT MEMBER
DATA
- ビルディングタイプ
- 共同住宅・集合住宅・寮
- 工事種別
- リノベーション
- 延べ床面積
- 169.81㎡
- 竣工
- 2018-06
CREDIT
- 設計
- atelier nishikata
- 施工
- 有限会社工藤工務店
- 構造設計
- OUVI(横尾真)
- 撮影
- 太田拓実
Frame(フレーム)は、首都圏に位置するマンションのペントハウス改修プロジェクトです。計画の大要は、隣り合う二つの住戸(東側と西側)を内部でつなぎ、4人家族が使用する一つの広い住戸に編み直すことでした。最初に、将来再び分割しやすくするために、そして予算上の制約を満たすために、改修工事の対象部分を東側住戸のリビングダイニングスペースに絞ることを決めて設計を進めています。 ここでの空間的な問題は、新たなスペースと他の手付かずのスペースが混在するより大きな新しい住居全体の中で、その空間的関係をどのように構築するかということでした。そこで、既存のコンクリート柱、壁、および開口部の位置を手がかりに西側住戸内に潜在する長方形スペースを枠取って顕在化させ、次にそれを90度回転させた状態で東側住戸に写し再現することを計画しました。こうすることで一つの住戸内に同じ大きさの長方形の部屋が二つ存在することになります。窓やドアも同じサイズで同じ位置に備わっています。新たにつくられた東側の長方形はキッチンを含むリビングスペースとなり、オリジナルの長方形は施主の仕事のためのスタジオとしても使用可能なフリースペースとなりました。日常生活において、二つの同じ形の部屋を行ったり来たりする経験が積み重なることによって、新しい住戸に、ようやく一つの住まいとしての空間的なまとまりがもたらされることになると考えています。