
DATA
- ビルディングタイプ
- 共同住宅・集合住宅・寮
- 工事種別
- 新築
- 延べ床面積
- 1888.41㎡
- 竣工
- 2020-03
CREDIT
- 設計
- LINE-INC.
- 担当者
- 勝田隆夫,升谷隆,山本十夢,JIMY WONG,坂本美津紀
- 施工
- 株式会社田中建設
- 構造設計
- 株式会社フリークス一級建築士事務所
居住者のONとOFFを柔らかく繋ぐURBAN TREE HOUSE 再開発の進む渋谷と代官山の間、アーバンなサイクルの中で 様々な暮らしのニーズが求められるロケーションに計画されたレジデンス。 限られた敷地に建つレジデンスの在り方として提案したのが、 “URBAN TREE HOUSE”というコンセプト。 様々な大きさの箱(住居)と緑(庭)を交互に積み上げる手法をとり、 コンパクトでありながら豊かな緑を湛え、居住者のONとOFFを柔らかく繋ぐレジデンスが実現した。 積み上がった杉板型押材の箱の隙間からは"滲み出る光”をコンセプトに、 住居の営みの光が漏れ出たかのような、住宅にふさわしい柔らかな照明が植物の影とともに浮かび上がる。 擁壁に守られたガーデンアプローチは乱形石貼の床に和洋MIXの植物が豊かに茂るリフレッシュゾーンとなっている。 隣接するエントランスホールは乱形石貼でガーデンとの一体感を保ちつつ、 高級感より上質感、という施主の意向に添い、タイムレスなアンティーク家具をセレクト。 落ち着いた雰囲気のロビーとなっている。 専有部(居室パッケージPLAN)は、外観コンセプトから派生させた“URBAN BIOTOPE”がテーマ。 白と緑の2トーンの壁は外観の植栽と同じ高さでの切り替えしとなっており、外から繋がる緑を表現。 ヘリンボーンの天井や特注家具が醸し出すクラフトマンシップが融合する、建築テーマと一気通貫したインテリアとなっている。