
PROJECT MEMBER
法律事務所の内装設計。 ゲストを迎える空間には事務所の顔となる空間性を、ワークスペースには執務空間としての機能性を求められた。 照明を落としたエントランスを抜けると、テーブルの集合体でつくられた空間が広がる。テーブルは、階段、打合せの椅子、机、そして会議室のステージへとその配置と寸法により様々に機能を変化させながら連続していく。さらに、執務室との境界を鏡面とすることでこの地形が増幅し、浮遊する点光源照明と相まって大きな地形のような全体性を作り出している。 アクティビティが要請する形と、形が呼び込むアクティビティの2つのベクトルの交わるところに現れる空間を模索したプロジェクトである。
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