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兵庫県姫路市の国道沿いに建つ生花店である。屋外広告物に頼らずに車窓から高い視認性を確保し、街の公園のように自然光を浴びる草花や植物の中を散策できるショップを目指した。 視認性を高めるため、道路と平行配置にせず、パーゴラのような4つのフラットルーフを配置した。 高い軒高のフラットルーフの下に公園のようなランドスケープと商品を陳列する腰壁を計画することで、季節や時間によって陽の当たり方が違う場所が生まれ、季節の草花や植物が様々な表情を見せる。 4つのフラットルーフはエリアによって背の異なる垂木が架けられ、向きを90°回転して隣接する。 垂木の向きの変化が来店者の視線を誘導し、店内散策を楽しませる。 パーゴラのような垂木とランドスケープのような腰壁の間から見える街並みや青い空を背景に、様々な種類の生きた植物が存在する公園のような生花店となり、殺風景なロードサイドの風景に一石を投じることができればと思う。
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