事務所ビルの住居

ビルディングタイプ
その他住宅

DATA

CREDIT

  • 設計
    徳田慎一建築設計事務所、neu
  • 担当者
    徳田慎一、佐藤剛(neu)
  • 施工
    NTF、neu furniture works
  • 撮影
    morinakayasuaki

小さな事務所ビルの最上階を住居に転用する計画。 平面を二分割する線を引き、家族の個室とリビングに振り分ける。もともと小さな空間なので区切りは大らかにしたい。だが、天井高いっぱいの引戸を走らせるその線上で、躯体に沿って天井が下がる。気積を削る欄間や垂壁は避けたい。そこで、段状の断面に合わせて随時開閉する機構を考えた。 高天井から吊戸にした引戸(親)と、親を上枠に戸車で床を走る引戸(子)をつくる。開放時、子は親に引きこまれ一体化し、隔壁を兼ねた家具収納に納まる。閉鎖時、子を乗せた親を引き出し、下がり壁に差し込み停止させると、子をガイドする上枠溝と、下がり天井に切られた溝が連結する。安定状態で繋がったレールに沿って子が親を離れていき、天井側に重心を移したところで、直交する壁に戸先が触れ閉鎖が完了する。

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