
PROJECT MEMBER
大津市長等の薪火イタリア料理店「ciocco」のデザイン。 場所はお寺の敷地内。地元の人や、近くの病院勤務の人が抜け道として使う裏路地にある。 飲食店は通常人通りの多い「表」の場所を選びがちだが、わざわざ来てもらうことを考えられている店主にとって「裏」のこの場所は最高の立地だったのではないだろうか。 外観は極力さわらず、内部は既存の木造躯体や土壁を生かしながら、柔らかさを与えるオレンジ色の研ぎ出しカウンター、荒らしモルタル壁などの左官仕上と合わせ、古さと新しさが同居する状態をつくった。
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