アールデコを現代的に表現した隠れ家的バー 東京・赤坂のにぎやかな街の地下1階にあるバー「Satin(サテン)」。混沌の中にひっそりとたたずむこのバーは、アールデコを現代的に解釈したニューヨークスタイルのバーです。モノトーンの素材に深いダークグリーン色の壁、メタルのアクセントが特徴的なメインのバーエリア。中央にある黄金のアーチは、既存として残っていた建造物を再生したものです。バーの象徴として存在し、アールデコの幾何学模様と東京のシンボルである銀杏の葉を連想させるモチーフを、特注の和紙で製作し、全面をゴールド色で覆っています。バーの奥は、ひっそりとしたプライベートラウンジに繋がります。様々なテクスチャーとトーンの青をふんだんに使ったエレクトリックブルーの空間は「ブルールーム」と名付けられ、隠し扉を開けると、くつろいだ隠れ家的な一室へと導かれます。「Satin」という名に由来する、高級感ある洗練された色彩と質感、触感ある素材を最大限に活かした、マキシマムなアプローチで、アールデコの隠れ家にいるような別世界体験をすることが出来る空間になっています。
クレジット
- 設計
- Vyvial Suzuki Studio、株式会社ザ・ヴィンテージハウス、株式会社Wajue、株式会社ニート、株式会社モデュレックス ModuleX Inc.
- 担当者
- Vyvial Valerie 鈴木絵莉香
- 施工
- 株式会社Aics
- 撮影
- 橋原大典