
PROJECT MEMBER
本キャンパスは約20年前の設計に当って、周辺の景観形成の核となるような施設となることが求められた。現在において『島根県立大学出雲キャンパス周辺景観形成地域』として、この地域は景観上の配慮を求められるようになっている。 出雲平野の斐伊川に近接した当敷地は築地松の散居集落の中に位置し、現在も周辺を田 畑が占め、北山を望むのどかで美しい景観を有している。 少子化の時代である昨今、学生の確保は重要であるため、キャンパスの魅力を継続的に 向上できるように、新棟は既存棟との関連性を大切にすると共に、周辺景観に配慮した 計画としている。
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