
補足資料








一皿一皿、料理に向き合う時間、空間を大切に料理を食べてもらいたい。 本物の素材の良さを、シンプルに、ミニマルに引き出し、空間をしつらえる。 無節の桧カウンター、神代杉、鼠子のへぎ板天井、土壁、漆喰壁、玉石洗出し床。 それらの素材が、シンプルな中に濃密な和の雰囲気を作り出す。 日本料理の真として、 味わいに、しつらいに「真』を求め、 研く。 素材そのものの真実を、どう研き出すか。 余計なも のを取り去り、より真芯が浮き掘りになるものだけを加える。 シンプルな中に無限の広がりがある、その様な茶道にも通じる日本料理の空間を作り出した。