
アサヒグループの社員及び招待客様用のラウンジスペースのデザイン。 ビールジョッキと炎を連想させる形状が特徴的なアサヒグループ本社ビルの13階に位置し、隅田川と浅草の街を一望できるロケーションとなっている。「Asahi Terrace」と名付けられたこのラウンジスペースは、夜はビールをはじめとするアサヒグループの飲料を楽しむことができ、日中はプレゼンテーションや撮影が行える場所となることを求められた。 高さ875mmの腰壁がある水平連続窓から見える景色を最大限に生かすことを目的に、ラウンジ全体に視点高さが変化する仕掛けをデザイン。窓際には2段で座ることができる階段状のベンチを設け、また床の高さを上げたエリアにはゆったり座れるチェアを配置し、景色を楽しみながら過ごせる空間とした。中央の大きなハイカウンターは80年以上に渡り社員の手で守り続けられた「アサヒの森」のヒノキ材を使用。照明は調光調色が可能な器具を全面的に採用し、様々な時間帯や使い方に対応できるものとした。 社員の方々が楽しみながらアサヒグループの製品や活動に触れられ、活発なコミュニケーションの場所となるようなラウンジスペースを目指した。
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