大阪・心斎橋に位置し、ウェブ制作やVR・ARサービスの企画・開発などを行う企業が手掛けるBAR「backdoor」。 今回、クライアントが求めた「人が集まり・繋がる空間」という要望への回答として、バーカウンターを延長したひと続きの円形カウンターを設ける計画としました。 テーブル席としての機能を兼ねるこの円形カウンターは、その形状によって、着席する際に各々の客が微妙な角度を構成することにより、自然と客同士がシームレスに繋がっていく装置となることを意図しています。 また、天井に施した雲竜柳を使った装飾や、スケルトンの状態のままの壁などは、今後クライアントの本業であるVRなどを駆使し、可変性のある意匠を映すスクリーンとなります。これらの仕掛けが、訪れる人たちに様々なきっかけを与えることができる場となることを期待しています。

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クレジット

  • 設計
    坪井建築設計事務所
  • 担当者
    坪井秀矩
  • 施工
    徳匠
  • 撮影
    志摩大輔(ad hoc)
  • 照明
    ModuleX
  • 装花
    berefrö

データ