株式会社アクシス Innovation Base

ビルディングタイプ
オフィスインテリア

DATA

CREDIT

  • 設計
    ユニオンテック株式会社
  • 担当者
    赤枝泰明、吉田賢司
  • 施工
    ユニオンテック株式会社
  • 撮影
    大竹央祐

インフラ設計やITサービス・ITスクールを提供する、株式会社アクシス様のオフィス増床計画(本社が同ビル1/6/7F) “鳥取から世界へ Innovation Base.”をコンセプトに、ABWという新しい働き方の導入やコミュニケーションの生まれやすいゾーニングとし、地域の活性化・社員のモチベーション強化につながるような設計としました。 鳥取駅前の正面かつ1Fで好立地ということもあり、ブランディング/リクルーティング/社員の生産性の向上の3つを今回のPJで実現したい課題としました。今までは固定席や一部フリアド席などで、新しいコミュニケーションやアイデアが生まれにくい環境でした。企業の成長のためにも、ABWや働きやすい環境を積極的に導入し、よりクリエイティブな働き方ができるようにしました。 空間構成は大きく2つにわかれ、駅前側がカジュアルに働ける"FreeWorkArea"それ以外を"WorkSpaceArea"とした。 "FreeWorkArea"はスケルトン天井にし、開放感を持たせました。 レイアウトとしては、壁を斜めに配置したり、円形の造作物などを配置することにより、外周が全面ガラスなので多方面から見られることを意識し、より立体感のある空間構成としました。 反対に、"WorkSpaceArea"はフリアドデスク、集中ブースなどをまとめて機能的な空間としました。 また、設計段階で新型コロナウイルスが世間に大きく影響を与え、今回のレイアウトも多少変更になりましたが、最終的には回遊性のあるレイアウトにすることができました。 これまでに、アクシス様は鳥取本社や東京支社、米子支社など弊社で設計施工させていただきましたが、ITらしい白を基調にコーポレートカラーのブルーをアクセントに使ったクリーンなデザインでした。 ただ今回は、今までとは大きくイメージを変えて、今まで使わなかった色や素材、形を多用しました。 これは、アクシス様のイメージを大きく変えたいというのもありますが、クリエイティブで多様性のあるオフィスを目指した結果、こういう空間になりました。 効果として、"鳥取にないオフィス"を実現することができ、通行人からの注目を浴びることができたり、社員のモチベーション向上につながりました。 私自身設計者として、お客様の課題解決をすることが私たちの役目だと考えます。 冒頭にあった今回実現したい3つの課題を叶えるために、少しでも近づけたのではないかと思います。 また、クライアント様にも"自慢のオフィス"と言っていただき、デザインの重要性を改めて感じることができました。

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