ライトフォールハウス

ビルディングタイプ
戸建住宅

DATA

CREDIT

  • 設計
    株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所
  • 担当者
    小木野貴光
  • 施工
    関内建匠有限会社
  • 構造設計
    小俣構造設計室
  • 撮影
    新澤一平 / 小木野貴光

光をつかまえ、滝の様に光が流れ落ち、家の隅々まで光が注ぎこむ住宅である。 住宅密集地にある小さな敷地は、1階の高さでは一年を通して日影になっている。2階の高さでは太陽光があたる環境にある。近隣住居が立て込んでいる敷地のため、プライバシーの確保をする必要がある。近隣環境との緩衝領域となりながら、適切な光を取り込む装置としての吹抜けを考えた。 施主の生活習慣から、家の中心は、家族が集まるダイニングとした。隣接した小さなリビングとその吹抜けは、外部環境との緩衝帯となりながら、2階窓から取り込んだ光を壁面で反射し階下に光を取り込む、自然環境を取り込む装置となる。隣接したダイニングは吹抜けから自然光を導き入れる。吹抜部分は外部環境との緩衝帯となる為、ダイニングと2階ベットルームのプライバシーが保たれる。 ルーバーの間隔を変える事と出窓をつくる事で、開口部は場所毎に異なる役割を持つ。2階吹抜けルーバーは冬から春の光を取り込み、1階出窓のルーバーは春から夏の光を取り込む。また、夏の暑い日差しを吹抜け上部から取り込まない工夫でもある。塀のルーバーは近隣から覗かれない様、細かい格子ピッチとし、出窓による緩衝機能の強化と共にプライバシー確保の機能を果たしている。 65.71㎡の狭小住宅は田の字型の間取りであり、現代的な機能を効率的に構成している。田の字は、水廻りなどのプライベートエリア、ダイニング等のセミパブリックなエリア、玄関・吹抜け・屋上テラスなどのパブリックなエリアに切り分けている。狭小住宅ではあるが、屋上テラスや吹抜けを設ける事で、生活に潤いをもたらす住まいとなっている。

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