Candle Shop Film

ビルディングタイプ
アパレル・雑貨
3
188
日本 愛知県

DATA

CREDIT

  • 設計
    MYST
  • 施工
    株式会社 丸泰
  • 撮影
    MAYU MORITA

満月の夜に新作を発表するキャンドルショップFilm 。 その旗艦店の内装計画において、月を空間の中で大きな要素として扱いました。 月はその満ち欠けに、古くより世界中の人が思いを馳せてきました。 私達の生活の中で、一番身近な天体ともいえます。 今計画の中では、円形の大きな鏡を、キャンドルとショップの世界観を写し込む大きな月鏡(つきかがみ)として設えました。 西洋の「白雪姫」の魔法の鏡や、「鏡の国のアリス」の異世界の入口の鏡は、楕円形に描かれることが多い傾向があります。 一方、日本の場合、 神社に祀られる「神鏡」も、遺跡から出土する青銅鏡も、真円であることが多いと言われます。 日本の鏡のルーツは、古代中国の天は円いものだとされる宇宙観と言われます。 古来より、不思議な力があると思われている鏡と、知っているようで未知の天体の月。神秘性を持つ二つの要素を掛け合わせ内装の大きな要素としています。 遮光のカーテンを閉め、暗闇にとすると月鏡も新月となり姿を潜め、カーテンを開いたり、キャンドルに灯りを灯したりすると、光を捉え月鏡が姿を表すという単純ながらも本来の衛星としての関係性を店内でも再現しています。 名古屋の久屋大通公園に面した、ビルの2Fに位置しており、窓から緑と自然光が降り注ぐ環境でもあるため、カーテンを開けた営業時は、風に吹かれ揺らぐ木々の影も映し込み、設計時の想定以上の豊かな表情を店内に作り出すことが出来ました。

物件所在地

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