道場ハウス

ビルディングタイプ
戸建住宅

DATA

CREDIT

  • 設計
    若松均
  • 担当者
    渡辺拓哉 洲崎洋輔
  • 施工
    スリーエフ 近藤忠義 阿部倉佑樹
  • 構造設計
    ロウファットストラクチュア  横山太郎 澤田慶太
  • 撮影
    中山保寛 / 奥田 正治

敷地は都内の駅の商店街を抜け、徐々に住宅地へと変わる場所に位置する。28坪程度の敷地に可能な限り大きな気積の空間を道場の半地下に設け、その上に2世帯住宅をのせた構成を提案した。外観は、3方からの斜線規制による勾配屋根のよく見慣れた家が少しだけ腰高に建つ高床式住居である。道路からもよく見え開放的な7×7mの無柱空間の道場を実現するために、屋根部分の井桁状に架けた大梁から吊り下げる。この構造により、軽く浮かんだ2階建てのヴォリュームの下にぽっかりとサンクンガーデンのような大きなヴォイドが生まれた。

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