古川利意記念美術館「農とくらし」

古川利意記念美術館「農とくらし」

築150年の土蔵の改修し、小さな美術館へと転用するプロジェクト。

庇は対候性鋼板を黒皮で仕上げ、ムラのある錆を生じさせる。

おもに企画展に使用する1階多目的ギャラリー。

ナラの丸太スツール。座面を皿状に加工しクッションをはめ込んだ。

蔵の板壁に貼り付けて乾燥させることで木目や釘跡を転写した和紙パネル

ライティングレールを横付けするための木ピースは配線の固定も兼ね、スポットライトの位置を揃えるガイドとしても機能。

地元で掻いた漆で仕上げた手摺。

下地にローダミンで赤色を入れる新しい塗り方を試し、蔵に馴染む深みのある色をつくった

2階常設展示室。数百点にのぼる古川氏の作品を収蔵・展示するために引出し型の什器を設計・製作。

作品を収蔵する2階の内装には調湿性能をもつ建材を使用。

什器はラワン合板を鉄媒染で黒く染色し風合いを出している。

既存仕上げを解体し土の荒壁を露出。地元の左官職人の手を借りて補修し、固めることで仕上げとした。

2階ライブラリーの映像コーナー。

東北地方の伝統的な手工芸である「刺し子」の模様パターンを用い、木棒と布によるレシプロカル構造で制作したランプシェード。

古川氏の作品と展示什器は、東京都美術館で行われた展覧会「ものののこしかた」に巡回。

物件所在地