




PROJECT MEMBER
そこは、1980年代アメリカ料理を呉に紹介した"country house Kei"という伝説的な店があった場所。現在の"Kei"オーナーは、その店のお客さんでありそのお店に熱い想いを持たれている。ダイナミックなステーキ、タコス、ピザ、チキンウィングなどのメニューは直伝の味、オマージュを込めて店名も"Kei"と名付けられた。 広島県呉市は、軍港として栄えた呉港のある町として知られ、その中心部に位置する中通商店街は、れんがどおりと呼ばれ地元で親しまれている。計画地は、呉の名物グルメが点在するれんがどおりに面した総戸数 31 戸 8 階建ての複合ビル2F。表通りからレンガ貼りの階段を上がった吹き抜け広場を中心に、カフェ、バー、小料理店、歴史ある剣道部具店などの店があり、独特な雰囲気のディープな空間が魅力。その中でオープンな雰囲気でありながら、モルタルの壁や木の床や家具、天井ルーバーなど自然素材を使いナチュラルで落ち着ける空間を演出した。 先日お店に伺った際、以前の"country house Kei"に通われていたという方が、幼い娘さんと食事を楽しまれている姿があった。 これからも"Kei"が世代を超えて人々の記憶に残るような空間になることを望む。

