ホロロの空と海

ビルディングタイプ
戸建住宅

DATA

CREDIT

  • 設計
    くりえいと創
  • 担当者
    眞壁 喜男
  • 施工
    小林建設

丹頂鶴が生息する鶴居村の雄大な自然に囲まれた杜に隣接した造成地に計画した。 短辺4.55m長辺14.56mの約20坪平屋の住宅である。 南面している長辺は全面を断熱サッシと複層ガラスで構成し、全長に渡る水盤(ウォーターテラス)を設けている。 テラスに反射した光が室内へ揺らぎながら入り込み、更に夏場はその水盤で冷やされた外気が室内に凉を運ぶ仕掛けになっている。 時折キタキツネが水を飲みに訪れるそうだ。 大きな敷地と周辺の杜、綺麗な空気、豊かな自然、穏やかな春の野花、情熱的な夏の太陽、情緒を匂わせる秋の実り、思慮深い冬の白い雪。 全てが、この家のために用意されている。 必要以上に大きな家は要らない。 ホロロ原野の大空へ家族みんなで船出する家「ホロロの空と海」である。

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