街角の森閑

ビルディングタイプ
戸建住宅

DATA

CREDIT

  • 設計
    エキップ
  • 担当者
    柳本英嗣
  • 施工
    ODA建設
  • 撮影
    柳本英嗣

角地に立つ3階建ての木造住宅です。 主に生活するのは2階と3階で、1階は駐車場と将来賃貸化も視野に入れたスペースとなっています。 敷地は台形で、角から奥に行くにつれて広がっていくような形状になっており、平面形状も敷地に合わせて台形となっています。 容積率には余裕があるものの、ワンフロアに必要な要素から、敷地いっぱいの建物になるということもあり、通りに対しての圧迫感を少しでも軽減するために角地に来る部分は曲面として、3階部分をセットバックさせています。 かなり交通や人通りの多い道路に面していますが、ノイズの少ない内装と断熱材の吸音効果が相まって一歩建物に入ると静かな空気が流れています。 内装は左官と木をメインにナチュラルな素材感を用いながらもすっきりした印象になるように計画しています。 高さの制限から1フロアの天井高さはあまり取れませんでしたが吹き抜けや勾配天井を活かして抜け感のある空間となっています。 性能面では、構造的には耐震等級3、省エネ性能は外皮性能は0.39W/m2K(等級6)、BEIは0.6を達成し、東京ゼロエミ住宅の水準3を取得しています。 断熱は壁/屋根ともに外断熱(アキレス ジーワンボードt30 / キューワンボードt100)+ 充填断熱(池田コーポレーション シュタイコゼルt100)としています。

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