
PROJECT MEMBER
写真家大杉隼平が徳島県内で写してきた数々の職人のなかから、13人を取り上げ、その魅力を伝える展示企画。 職人ひとりひとりに対して1枚ずつ、大きなキャンバスと展示棚を設け、それらが屏風状に角度を違えながら配列された構成とすることで、シークエンスの緩やかな連続性と独立性を与えている。 2.7m x 1.5m の板面は上部からワイヤーで支持しており、展示棚は振れ止め程度に添えているのみで、支柱は一切存在しない。展示物が主役であるために、キャンバスはキャンバスらしく背景に徹することを重視し、余計な部材を徹底排除することで視覚的印象を薄めた展示計画としている。
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