SIGUSA

ヘッドスパサロンの店舗デザイン 都会の喧騒から離れ、日常の疲れを癒しにゆっくり時間を過ごして頂きたい、とのオーナーの思いを全室完全個室の5つの施術空間で実現しました。扉の外から見えるのは竹製のルーバーとやさしい素材感のある壁に、ささやかな店名「SIGUSA」のロゴサイン。外から直接店内の様子が見えないよう待合スペースは店舗の中央に配置し奥まらせることで、非日常の世界観を体現できると考えました。 天井を抜いて天井が高くなった待合スペースには、天然竹のルーバーの間から柔らかく光が差し込みます。竹を支える古木は、古い民家で使用されていたものをクライアントと一緒に選定。施術室に比べて滞在時間の少ない待合スペースですが、穏やかな気持ちで過ごせる空間の導入部分としてベージュの床材に同系色のヴィンテージの家具や小物、天然素材が調和する空間に仕立てました。 施術室とパウダールームは待合スペースを囲うようにレイアウト。施術室内は木のカウンターにジュート織の建具、照明は施術用のほかには壁付のライトが1灯だけ。施術中、リラックスして眠りに誘われる、そんな部屋になるとよいです。