




竹林を切り開いて、開発された分譲地に立つ3人家族のためのコンパクトな住宅です。 敷地東側には、梅林が広がり、抜ける景色の先には、大きな桜の樹がありました。 敷地を訪れた際、北側には農業用水路、その先には畑が広がっており、分譲地ながらも、とても伸びやかな環境でした。 袋小路になった前面道路は、今後宅地開発がなされる様相を醸し出ていたため、万が一開発行為が行われた場合にも、空間の抜けを活かした伸びやかさを残したプランニングをしたいと考えました。 5角形の変形敷地に対して、なるべくお庭と広く取るためにくの字型のプランニングとし、折れ曲がる箇所に、開口部を配置することで、環境が変化しても視線の抜けを確保しつづけられるよう配慮しました。 20坪、非常にコンパクトな平屋ですが、折れ曲がった空間を内包することで、見通しきれない場所が生まれ、奥行きに深さが生まれるとともに、4角形状の空間にはない、空間動きや居場所が生まれたように思っています。
27

