




大阪でスポタカの愛称で知られるスポーツショップの名店が野球、それも軟式野球にこだわった専門店をオープンします。コロナ以降年々その数を増やし続けている軟式野球ブームをご存知でしょうか?少年野球は勿論のこと、草野球が今密かにブームになっているのです。また、海外の野球ファンがお土産として、こぞって日本のグローブを買っていかれたりするのです。そこで軟式野球戦専門のショップとしてオープンするのがこのスポーツタカハシベースボールです。 この空間のコンセプトはズバリ「野球場」です。「わかりやすくかつインパクトを」このキーワードは私たちスーパーマニアックが近年、大切にしているマーケティングワードで、これを忍ばせておかないと商環境が苦戦または遠回りを余儀なくさせられるという持論を持ってクライアントと協議をしています。その意味でも、ここも例外なく「わかりやすく、インパクト強めで」をデザインしています。野球場のあるあるデザインを取り込み、ご来店いただくお客様にクスッと笑える仕掛けも用意しています。 <わかりやすくインパクトのあるファサード> 道行く人にはファサードから何屋さんかを理解して頂き、目的を持ってご来店いただく人には、より期待感を持ってご入店いただけるように、とにかくわかりやすく野球場をイメージしたファサードデザインとしました。ブルペンから救援投手が登場する際の忍者扉をファサードの扉としたのです。装飾も球場の外野フェンスをモチーフにデザインとしています。 <店内奥に期待感を持たせるタワーディスプレイ> 店内に入ると手前にバットを円形に囲むようにしたディスプレイが目に飛び込んできます。 これは、今、流行りのカラーバットを小スペースでお客様に見やすいように工夫したことから生まれた手法です。次に職人さんが実際に目の前でグローブを作っている作業場を第二のビジュアルポイントして店内センターに設置しました。最後にこの店舗のメインビジュアルとなるグローブタワーですが、奥にお客様を引き込む動線を意識し、店内に聳え立つようにデザインしました。SDGSを意識して使用済みの痛んだボールを使用してシンボルとしています。 <店内の要所、要所で目をひく照明計画> 店内の両サイドには前あて(商品当て込み用)照明とエキスパンドメタル棚の背面に赤いLEDの照明管を配して、お客様の心の高揚感を煽っています。また、メインビジュアルのバットタワーは各棚に間接照明を配することで、商品がふわっと浮き上がるように工夫しているのと同時にメインビジュアルとなる使い古した軟式ボールを下から照らすことで、より、その存在感を際立たせています。


