
PROJECT MEMBER
中間期にのんびり過ごせる「ベンチ」を置き 夏場「木陰」を生む枝振りの良い常緑樹を植え 周囲の気温を下げるコカのある「涼しくなる塀」 この塀は、保水セラミックをルーバー状に取り付けることで塀を構成しています。保水セラミックとは材料内に水を多量に長時間保ち続けることのできる人工再生材料で、水が蒸発し気体に変化する際の気化熱によって周囲の温度を下げることのできる材料です。この現象を利用して周囲の気温を下げて涼しいスペースを作り出すことができると考えています。また、保水セラミックに保水する水については車庫屋根と接続した雨水タンクを利用した灌水システムを構築し、当該塀に組込むことで蛇口をひねれば塀の保水セラミックに水を自動的に保水させることができます。舗装材のインターロッキングも保水セラミックを採用しています。 「手招きする塀」が人々を集め、コミュニティーを生み出し、涼しく居心地のよいパブリックスペースとなることを期待します。