
都内にある住居と併設された歯科医院の改修プロジェクトである。 患者さんとの信頼関係を築くためコミュニケーションを大切にするという院長の意向とリゾート感を演出したいという要望から現れた空間。河川敷から程近い場所に位置し自然環境にも恵まれた周辺地域。 外部エントランス付近には院長の母の趣味であるクラフトワークが飾られている。待合室の一角には波型の緩やかな形状のベンチ、カウンター正面には大画面のTVモニターを設置。診察を待つ人の興味を引き、退屈さを感じさせない構成となっている。仕上げはナチュラルな木目と質感や風合いのある白系の素材で統一し、開放的で清潔感のあるクリニックになっている。