


補足資料








DATA
- ビルディングタイプ
- 共同住宅・集合住宅・寮
- 工事種別
- 新築
- 延べ床面積
- 395.19㎡
- 竣工
- 2019-11
CREDIT
- 撮影
- 澤崎 信孝 / 下川 太郎
- 設計
- 合同会社あまね設計
- 担当者
- 下川 太郎 / 川野 元輝
- 施工
- 北信土建株式会社
- 構造設計
- 有限会社内野設計事務所
「集まって住む」ということは、それぞれの要望を平均化する事では無い。 これは集合住宅であって注文住宅である。注文住宅である以上 「当たり前のこと」を当たり前に享受できなければならない。 住宅における「当たり前のこと」とは、光や風といった自然環境であり、その変化によって四季や時間を感じることである。 4戸のオーナー住戸と2戸の賃貸住戸は、雁行した平面形状を持つことで、各住戸に固有のアプローチとなる前庭を演出しつつ、東西南北4面からの採光換気を可能にした。 外壁全体に湿式外断熱を施した単色の建物だが、建物高さに変化をつけることで住宅街に相応しいボリュームになっている。 また、従前建物の部材を再利用することで記憶を遺しつつ、それぞれの世帯の好みに合った配置と内装表現を施した。各世帯の要望を1つの建物の中に共存させる作業は難解な立体パズルであったが、結果として、この違いがそれぞれの住戸の特徴となった。 一貫して当たり前のことを最大限に平等に享受しつつも、個々の好みを充足する形態と意匠を模索した。個の集合体としてのひとつの我儘な形である。
