富沢西EBデンタルクリニック

ビルディングタイプ
医療施設

DATA

CREDIT

  • 撮影
    小関克郎
  • 設計
    トコツク建築設計事務所
  • 担当者
    千葉託巳
  • 施工
    下館工務店
  • 構造設計
    図設計

「地域に開かれた歯科医院が地域に根ざした医療を提供」 幹線道路沿いに地域に開いた歯科医院としてこの建築は計画されました。 従来の医療施設における待合室のあり方を見つめなおし地域医療に重点を置いた医院を象徴する待合室をカフェと一体化することで地域に開かれた医院を計画しました。 これまでの医療施設は、閉鎖的な印象を強く受けます。 再開発によって新たなコミュニティが形成されようとしている当該地域に新しい歯科医院がどのように地域の人々に受け入れられるべきか、接客や技術によってお客様を満足させることはもちろん、より身近に歯科医院を感じてもらえないだろうか。近年の歯科医院は虫歯治療の枠組みを超えて予防や矯正、クリーニングなど日常となり我々の生活の一部に入り込んでいます。 。開かれた待合室にはカフェスペースの「賑わいの場」と従来の待合室のような「落ち着きの場」の2種類の空間が存在します。「治療の前に気持ちを落ち着けるために静かなところにいたい。」「クリーニングの前に本を読みながらコーヒーでも飲んでリラックスして待っていよう。」など、地域の方は、気分に合わせて居場所を選択できる待ち時間を自分の有意義な時間に置き換えることができます。前の道を歩く通りすがりの知人とカフェスペースでお茶会が始まります。 「歯科医院と地域とのつながり」です。 「地域に開き、招き入れる出入り自由な医療施設」を実現しています。

物件所在地

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