伊福町の家

ビルディングタイプ
戸建住宅

DATA

CREDIT

  • 撮影
    笹倉洋平/笹の倉舎
  • 設計
    藤原昌彦/バウムスタイルアーキテクト
  • 担当者
    山田恵莉
  • 施工
    株式会社バウムスタイルアーキテクト
  • 構造設計
    株式会社エヌシーエヌ

敷地は岡山市の中心部にあり、大学が近くにあり歴史ある町の一角で間口約4間(約7m)奥行き約6.5間(約12.0m)の狭小地である。ここに、音楽の好きなご夫婦と子供一人、3人家族の住まいを考えた。 道路に面した南側以外は建物に囲まれた状況で、北側には背の高いビルが建っていた。1階をビルトインガレージ・水廻を集約し、2階・3階を暮らしの中心となる主室と寝室・音楽室とした。南側の道路は通勤通学の人が多く通り、また道路向かいの集合住宅は玄関が見え人の出入りが気になる。そこで、道路面にバルコニーを設け主室(リビング・ダイニング・キッチン)と道路の距離を取ることで、落ち着きのある居場所となる様にした。また、お酒をたしなむクライアントの居場所の中心はダイニングとなる為、キッチン・リビング・3階の寝室スペースが大らかにつながるワンルーム空間とした。キッチンは、そのダイニングの一部となる様に壁面へ約4.5mの長いキッチンを家具のように設え、より一体感のある空間となった。外観は間口が狭い為、町屋の様な設えとしており、建物の高さを抑え、一部をセットバックさせながら、プロポーションを整えた。また外壁の一部に板張りを行い、柔らかい雰囲気の街並になる様に心がけた。 柔らかな光の入る主室は、おおらかで心地よい居場所をやさしく包み込み、家族とのつながりを創りだす。音楽を家族で楽しみながら大らかに過ごすことのできる住宅となった。

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