
PROJECT MEMBER
旧い商店街の一画、6坪の2階建て、 昔ながらの木造長屋のテナントを自身の事務所にコンバージョン。 旧い木造長屋の内装の雰囲気を活かすことは敢えてせず、外観、外郭はそのままに、 商店街の建屋の雰囲気からは異質なラボのようなスペースをインフィルしていくイメージとして計画した。 そうすることで事務所のPRとブランディングを図っている。 6坪という狭小スペースであるということから、打ち合わせ、PC作業などの全ての作業をひとつのテーブル上で完結させることを意図し、 動線を除くスペースに対しての対角いっぱいにテーブルを配置してテーブルの長さを最大に確保している。 また、シェルフもテーブルの一画に寄生させるように組み込み構成している。 ラボのようなイメージから、照明はカラーアクリルを用いライン照明と共にオリジナルにアッセンブルした。 2階はサンプル、資材などの保管スペースとして活用、1階とは違うイメージとし総ベニヤ貼としている。