薬師館湯治場サウナ

ビルディングタイプ
公衆浴場・銭湯

補足資料

平面図
図面

DATA

CREDIT

  • 撮影
    宮本 啓介
  • 設計
    吉田昌弘 / LORE 堺 大紀
  • 担当者
    石井嘉恵

「スモークサウナ」 マーサウナ(地中のサウナ)の次に現れたのが「スモークサウナ」だと言われている。 フィンランド語でサブサウナ(SAVUSAUNA=煙のサウナの意味)と呼ぶスモークサウナは、サウナの オリジナルモデルであるといってよいほど完成されたものであり、スモークサウナとはサウナ内部にで 薪を焚き、煙を一定期間内部に溜め、その後、外に排出して入浴するというものである。 また、昔の建物はほぼ全てが丸太小屋で建てられており、サウナ小屋も同様であり、スモークサウナの 煙と煤で壁や天井は黒光しており独特雰囲気を醸し出している。 そのため、今でも熱狂的なサウナファンは煙の匂いと煤の色こそが本当のサウナだと信じている。 そこで、今回は古来より伝わる丸太小屋を焼杉で組み上げることによって、本場のサウナファンにも愛 されるサウナ小屋を作ることを試みる。

物件所在地

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