




補足資料

PROJECT MEMBER
明治期から続く造り酒屋のリノベーション。お酒の販売を主に行っていたスペースに試飲用の広い角打ちを設け、より地酒を楽しんでもらえるような設えとした。築100年以上の木造建築は柱も梁も大きなケヤキ材を使用し、壁は土壁漆喰で仕上げられていた。それに従い玄関戸と袖壁は1本のケヤキから板を引き、建具も帯戸や縦繁格子戸などとし、空間全体に無垢材の統一感を持たせた。内装も角打ちテーブルはチークの1枚板を地元の笏谷石で支え、玄関正面の飾り棚もケヤキ材を用いている。また踏み石や腰掛け、外待合など、いたるところに外した古材や素材の面白みを生かし、古い建築でありながらも真新しい白々しさのない、清々しい味わいのある雰囲気となるように配慮した。
