夕陽の平屋住宅

ビルディングタイプ
戸建住宅

補足資料

プラン
図面
七曲/床柱 制作風景
その他
漆壁 制作風景
その他

DATA

CREDIT

  • 撮影
    平成建設
  • 設計
    平成建設
  • 担当者
    遠藤創一朗
  • 施工
    平成建設
  • 構造設計
    遠藤創一朗

近年日本では、大工を含めた建築に携わる職人の人口が減少しており、高齢化も著しい状況にあります。 そのような中、既製品の建築材料と、職人(大工)の手仕事の良好なコラボレーションによって生み出される空間をテーマに設計を行いました。 インテリアの木部は構造用合板をメインで使用しています。 担当大工は、板の状態で現場に届く構造用合板の状態や木目を見極め、どこの部材として使用するか検討し、自らの手で木取、加工して施工を行うというプロセスを主眼におきまして、大工の考えや腕がダイレクトに最終の仕上がりに現れる計画となっています。 結果的に、丹念に選定された材料により、構造用合板にも関わらず優しい仕上がり感と、丁寧に施工された細部を持つ、非常に洗練された空間が生まれました。 建築業界全体で大工の人口減少、高齢化が進んでいる為、「手間をかけないで施工できる仕組み」や「誰が行っても一定の仕上がりになる材料、工法」に重きを置かれる時代が訪れています。 しかしそのような時代だからこそ、大工個人の技術やセンスを重要視し、その大工でないと実現のできない意匠性を追求することが、唯一無二の価値の創造につながっていくと考えます。 最新の工法や建築材料と、職人の手仕事の良好なコラボレーションによって生み出される空間は、今後の日本における新たな価値として定義されるのではないかと期待しています。 弊社ならではの技術として、「七曲(ななわだ)」(グッドデザイン賞を頂いた曲木の技術)を進化させ、「まがり」と「ねじり」によって造られた「美術品を飾ることのできる床柱」や、漆大工による「グラデーションの漆壁」を取り入れたオリジナルの意匠も特徴となっています。

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