




補足資料


屋根に登れる家である。 敷地は東西南北に連なる山々に囲まれ、田園風景の広がる平地から上がった丘陵地に位置する。 この場所の豊かな自然環境を読み解きながら周辺環境へ溶け込む建築を導き出す事、及び建て主が望んだ風景への開放や眺望、道路や隣家からのプライバシー確保を同時に実現する住環境を獲得する事が計画での主題であった。 丘陵地であり地形がなだらかに起状している事から、山の稜線や地形のレベル差を手掛りに建物形態へ反映し、地盤面から直接繋がるスロープ状の屋根を作成。 屋根勾配を23.5度とする事で地盤面から直接アプローチでき、屋根そのものを展望台として風景を楽しめ、家族や子供達のための体験向上のための場とした。 一本の斜線を斜面として起伏させ、内部・軒下中間領域・中庭・屋根空間を一体的に形成し、建築形態を周辺環境と調和させながら、豊かな体験や風景への開放を享受できる住宅を提案した。
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