Sustainable Food Lab.

ビルディングタイプ
その他オフィス・企業施設

補足資料

街との繋がり方
コンセプトイメージ
CGmodel
レンダリング

DATA

CREDIT

  • 撮影
    HIROSHI TOMIKAWA ARCHITECTS & ASSOCIATES / Sustainable Food Asia
  • 設計
    合同会社冨川浩史建築設計事務所
  • 担当者
    冨川浩史 / 工藤貴子
  • 施工
    株式会社日展

街に埋め込まれるように拠点をつくる 西新橋で持続可能な「未来の食」の構築を目指すことが目的とされたまちづくりプロジェクトです。食領域スタートアップ企業の活動拠点としての場が必要とされる中、街に埋め込まれるように賃貸雑居ビルの1階と4階に分かれて場を設けました。 1階はテストキッチンと商談を行うショールームの機能。4階はそのバックアップとなるオフィス・倉庫・コワーキングスペースとしました。 烏森通りに面する路面店を普段目に触れることの少ないフードテック商材の、調理試作、試食提供、商品発表の場として活用していくことにより、この地域にフードテック分野を牽引する起業家達が集い、その様子が街に滲み出ることが期待されています。 1階は提供するメニューや客席数等の設計条件が何も無い段階からスタートした過程で、街に滲み出てくるように人が集うバーのような設えがふさわしいと考えました。空間設計としては、空間が街と一体化できるように、全面開放するサッシュを新たに設え、店内はテストキッチンの大きなカウンターを手前に配置して、奥に商談ができる小さなスペースを設けるプランとしました。 カウンターにはREMAREの再生プラスティックを採用。今後も増えていくであろう再生建材のテストケースとして実装しています。 空間の運用は始まったばかりですが、現在も周辺地域に街に埋め込まれるように複数の拠点整備が進行しています。街の複数の場所に、人が集う空間が整えられることで、街を訪れる関係者も増えていくこと期待しながら、西新橋で持続可能な「未来の食」の構築を目指す第一歩として、このラボが活用されて行く事を願っています。

物件所在地

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