




補足資料

PROJECT MEMBER
「光」「トンネル」 本プロジェクトは、新興住宅地の大通りに面した戸建住宅1階部分におけるプライベートサロンの計画である。 既存内装の解体を極力抑えるという前提条件のもと計画する必要があり、その条件を踏まえ既存平面を生かしつつ、天井操作を通して空間を構成することとした。 平面構成として既存壁で囲われた空間を大まかに4つのゾーンに分け、それぞれをエントランス・パブリックゾーン・セット面・シャンプースペースとしている。 セット面やシャンプースペースへの動線となるパブリックゾーンは細長い空間であるため、本計画ではこの場所を「トンネル」として位置付けることとした。天井高を抑え、天井内にライン照明を仕込み面発光させることで、「光のトンネル」が現れる。このトンネルをくぐることで、ゲストは奥のプライベート空間へと気持ちを切り替えながら進んでいくことができる。 「光のトンネル」は白を基調とし抽象的な空間とした一方で、抜けた先にあるセット面、シャンプースペースは壁や天井面をラワンの板張りとし、「トンネル」とは対照的にシンプルながら居心地を重視した空間としている。 髪を切りに行くという非日常体験に対して、このサロンが「光のトンネル」によって外の世界から一歩踏み込んだプライベート空間へと、ゲストに期待感を持たせながら誘うことのできる前向きな場所となったと考えている。

