la clarte KAGURA + フタタビ

ビルディングタイプ
複合施設
4
271
日本 福井県

補足資料

la clarte + フタタビ 平面図
図面

PROJECT MEMBER

DATA

CREDIT

  • 撮影
    Nik van der Giesen
  • 設計
    ENN CO.,LTD.
  • 担当者
    小津誠一
  • 施工
    大幸ハウジング

築50年を超えるコンクリート造の防⽕建築帯建築の区分所有部分と付属する⽊造建築物をリノベーション。 RC造ビル1階部分はフレンチレストラン、⽊造建築は古道具店として、同時設計・同時施⼯された双⼦の店舗としてデザイン。RC造ビル上階部分は、シェア住宅やシェアオフィスとして基本設計のみを担当。敦賀市中⼼市街地の各商店街が空洞化する中、中古ビルをリノベーションする取り組みは、千年の歴史を持つ氣⽐神宮参道の神楽商店街を活性化させていくための計画であり、本計画によって地域を刺激することが求められたものである。 RC造ビルと⽊造隣家は1階部分で繋げられ洋品店として利⽤されてきたが、それらを分節、スケルトン化し、建築空間としての魅⼒の読み取りからデザインをすすめた。ビル側は荒々しいコンクリート肌理や、複雑に並ぶ柱や梁、⾼さの異なる天井スラブが露わになるが、空間性の強さに魅⼒があり、⽊造側は丸太梁を組んだ屋根の下に⼩さな三⾓形の平⾯形状。要素や素材は単純でありながら複雑性の⾼い空間を受容し、それぞれの素材経年変化、躯体空間の魅⼒を活かすことを考えた。新たに付加する要素や素材を極⼒少なくし、リノベーションならでは空間デザインを試みた。

物件所在地

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