大山崎のアパートメント改修

ビルディングタイプ
共同住宅・集合住宅・寮
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1,124

DATA

CREDIT

  • 撮影
    つぶがい
  • 設計
    MARIMO
  • 担当者
    吉岡智之
  • 施工
    ONE Inc.
  • ファブリック
    株式会社よあ
  • lighting
    ModuleX

本計画は、既存集合住宅の改修において、固定壁ではなく布の周縁によって空間の“外皮”をつくり直す試みである。壁際全面をカーテンで包むことで、採光を損なわずに背景情報を減衰させ、生活のノイズを抑えながら、時間帯によって変化する陰影を室内に取り込んだ。 素材は(左官/木床/金物)の触感を基調に、照明は上部の間接光で布の上端を縁取り、空間の輪郭をソフトに規定している。結果として、マンション特有の制約を受け止めながら、住まいを“静かな展示空間”として成立させ、滞在の質を更新した。

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