
PROJECT MEMBER
DATA
- ビルディングタイプ
- 共同住宅・集合住宅・寮
- 工事種別
- 新築
- 延べ床面積
- 170.47㎡
- 竣工
- 2022-03
CREDIT
- 撮影
- Yamada Keishiro | YFT,Yamada Foto Technix,
- 設計
- ストラス株式会社
- 担当者
- 宮岡耕司
- 施工
- マサノ建装株式会社
新築共同住宅の最上階2フロアに位置するペントハウス計画。 当初はPC工法で検討された計画だが、計画変更により構造上大きな柱と梁を持つ建物となったことで、内装設計においてそれらをどう解決していくかという点がポイントとなった。 施主からの希望は、海外ホテルのような開放的なバスルーム、ダークトーンのリラックスできるリビング、南側に位置する見晴らしの良いバルコニーと室内の関係性であった。 計画にあたり下層階と上層階の接続を、中央の区画に螺旋階段を組み込んだ吹抜けとすることで螺旋階段の左右の区画を防火区画とし、面積の狭い上層階への区画への影響を最小限に留める計画とした。 下層階にはバスルームと寝室を配置したプライベートなフロアとし、螺旋階段から繋がる上層階をリビングとキッチンを配置した生活空間とすることで、来客の多い施主のライフスタイルに沿ったレイアウトを実現した。 外光の差し込みが少ない細長い建物であるため、荒く仕上げた大理石やサテン仕上げのタイルなどテクスチャーのある素材を使用し、奥行きと深みのある設えを意識した。 井田幸昌氏の力強いタッチで描かれたアートたちの迫力をより強く感じられる空間にできたのではないかと思う。