補足資料

PROJECT MEMBER
京都祇園の宮川町で花街として一番古いお茶屋さんを改装したプロジェクト。 現在は1Fがテナント、2Fがオーナーさまの住居となっているつくり。 運営会社は株式会社一期一会という会社で、元々京都宇治の平等院鳳凰堂の前にフルーツに特化したカフェを運営しており、移転という形で今回宮川町へ出店を決める。 ネーミングにもあるようにイチゴをメインにしたスイーツを提供し、高級フルーツの食べ比べや美しい見た目のパフェ、京野菜を使ったおばんざいも提供。昼間はカフェ、夜はバーとして運営。 メインのターゲットは宮川町周辺の住民とインバウンド。 設計を受注するにあたり、明治時代から存在する建物の歴史を継承することをベースに、あくまでも提供する商品が主役としてフルーツの色が映えるように既存に馴染ませるデザインを意識した。 1Fエントランスから2Fへの導線は隠し扉で塞いでおり、暖簾をくぐると店内が広がる。 当時の壁・梁・柱・中庭を残しながら新しくバーカウンターを足場材で特注制作(パレットハウスジャパン)し、木目をさりげなく枯山水のように円形の目地で貼り分けしている。 バーバックの壁面が当時の壁を残した状態で、ボトル棚に間接照明をいれることでバックの壁面を一緒に照らす。 中庭も当時のものを残し、トイレへ向かう渡り廊下を新しく新設し 光を加えて作り替えた。 一番奥にはお座敷の席を用意し、中庭を囲む建具のガラスを新装し 手前のバーカウンターからお座敷まで、見通しがきく空間に仕上げた。 各建具や欄間なども制作はせず、京都の古建具屋(井川建具道具店) に買い付けにいき、店内と乖離のない建具小物を使用した。
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