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大阪、中之島の河辺におけるコーヒーショップの新装工事。 "隔たりのなさ"というブランドの持つ魅力を空間に落とし込むべく、異なる素材や機能が心地よい質感で混在する空間を目指した。 10坪の区画において客席数と開放感を担保するべく、ベンチ席としても使えるボリュームを外部に設け、さらに道路に面する部分を開閉可能なスチールサッシで構成。 色ムラのある美濃焼タイルは、ベンチにもテーブルにも機能を限定せず用いており、さらにはタイルと同じ色幅の左官仕上げを壁面にも施し、異なる素材で同じ質感を展開している。 家具は重ねて大きなボリュームとしても成立する形状とすることで、通常営業以外の様々な場の使い方にも対応できるようにした。