リノベーション_Re.096

3世代が住む築43年の平屋住宅。沖縄ならではの一番座・二番座と二間続きの和室中心の既存住宅を、子供の成長と共に個室の必要性と其々のライフスタイルに配慮すべくリノベーションに至った案件。 ご家族のご要望は、共有空間とプライベート空間の区分けと動線を考慮した配置置と西日対策、LDKの充実であった。 元のキッチンがあった西側に浴室や脱衣室を配置し、既存の物干しスペースと隣接する動線としている。更に西陽対策としても解消した。 和室を中心とした既存の間取を両親・子供部屋の個室へとレイアウトを変更した。またダイニングキッチンと別々だったリビングは、スケルトン天井にした東南側へ配置。家族が集う希望のＬＤＫへと生まれ変わった。 グレイッシュカラーを中心に石目柄と木目のテクスチャーの仕上がりに、レトロ感をプラス。LDKと隣接する個室の壁を緩さのある曲線にすることで、空間の柔らかさがアクセントとなっている。