
PROJECT MEMBER
秋田県男鹿市は風も強く冬の気候は厳しいため、窓の前に空気層としてのバッファーゾンを用意することにしました。 それは海の泡のように館内にもたくさん派生し、曲線を描いてフワフワと空間の中に現れ、柔らかい場を演出します。 素材も不透明だったり半透明のものだったり、布だったりとすることで、さらに多様な空間を生んでいます。 カーテンは波紋の様な模様の布地に男鹿の夕日やナマゲカラーを享受した、男鹿らしさを感じられるデザインを 安東陽子氏から提案して頂きました。 ホテルかぜまちみなとは「良い風を待ち、次に進むための場所」です。