Valo(ヴァロ)

ビルディングタイプ
その他仮設施設

DATA

CREDIT

  • 撮影
    森悟
  • 設計
    伊藤憲吾建築設計事務所
  • 担当者
    伊藤憲吾 / 森悟
  • 施工
    山佐木材株式会社 / 有限会社ネオスチール
  • 外構
    1st SPACE

フィンランド語で光を意味するValo(ヴァロ)と名付けられたトレーラーサウナです。 サウナの町である豊後大野市にあるLAMP豊後大野に設置されました。この施設は山林にあり自然と共に過ごすことができます。敷地の諸条件から新しく建築することができなかった為、車両で牽引することができる移動式のサウナルームを設置することになりました。 CLT(Cross Laminated Timber、直交集成板)を用いることで木材の断熱性を活かして、サウナの熱を逃がさず、熱条件の良いサウナ空間を目指しました。鹿児島県にある木材企業で箱状のCLT、外壁や建具などをつくり、熊本県にある車両カスタム企業に牽引用シャーシを作製していただきました。それぞれを現地に運びこみ、シャーシの上に乗せることで空間は完成しました。その後、外構空間をランドスケープデザイナーに設けてもらい、内外の空間が整いました。 名前の基となった三角のガラスから入る光は青空や星空を望むことができます。そして耐熱材料としてサウナストーンの熱を受け流します。2~3人が利用できるコンパクトな空間は茶室にも似た空間となっており、サウナを楽しみながら瞑想をすることも出来そうです。 普段の建築行為とは違い実験的な要素を持つ空間の誕生となりました。土地に固定して生まれるのが建築の絶対条件ですが、可動することで得られる新たな可能性を多く感じました。 ウッドデザイン賞2024 受賞

物件所在地

5