




PROJECT MEMBER
大分県別府市にあるカフェのインテリア空間のご協力をしました。 オーナーは子育てがひと段落して、一念発起して念願のカフェの運営を行うことにした女性である。大好きなコーヒーと美味しいカフェメニューでお客様の笑顔を生むような交流の場所としても期待していた。 店舗の場所探しから協力をさせて頂いた。いくつかの候補を巡り、紆余曲折在りながらもこの場所にたどり着いた。別府の山を望む景色が美しい場所が見つかった。 インテリアの空間はグレーを基調にまとめていくことになった。「雲の峰」という店名に決まり、雲の存在や別府の湯けむりのような、柔らかく包まれるような空間を目指すことになった。解体時に現れてきたモルタルの壁の色がコンセプトに最も近いように思えた。モルタルの成分がやや白華してグレーと白が混ざり合うような印象は朝霧のような模様となっていた。通常なら見逃すかもしれないが、雲の峰という店名に引っ張られるように美しさを感じた。その壁の一部に額縁をかけて一枚の絵のように見立てることとした。 カウンターとベンチはモルタルで作っている。モルタル風の塗料ではなく、本物のモルタルなので少しクラックは入ることが予想されるが、クラックが入ることも味わいとして望ましく思う。床材は既存の床を剥いだ後をそのまま利用している。様々な素材が人の手でつくられて、どの形跡を残している。人のぬくもりを感じる空間へとつながった。色のないグレーの店内に訪れる人の色が賑やかになっていくことを期待している。 開放された店舗の開口は歩きながらふらりと立ち寄ってほしいとの想いを受けての開放感である。朝7時からの営業は、朝ごはんを楽しくし、一日を楽しくすることにつなげたいとの想いである。朗らかなオーナーの人柄と空間がリンクして、多くの人に愛されるお店となってほしいと願っている。 Café雲の峰Instagram:https://www.instagram.com/cafe_kumonomine/

